日本橋神経クリニック

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日本てんかん協会機関誌「波」に紹介されました

日本てんかん協会機関誌「波」に紹介されました

開院から5か月。看護師、検査技師、受付の3名のスタッフの個性も輝き始めました。先日、覚醒時の脳波検査は絶対無理という重度の障害をお持ちの患者さんが来院。採血と脳波検査を覚醒時から睡眠ステージ2まで、創意工夫とチームワークに若干の犠牲を払って完璧に実施。途中経過をこっそり見ていた私は、「すごい、さすが」うなっていました。感動の面持ちのお母さまとの面談。途中でお母さまが「あれっ、あの子スマホを置いて行ってしまった。どうして待合室がこんなに静かなのだろう。スマホなしではいられないのに」と不思議そうな顔をされていました。診察を終えた私も気になり待合室を見ると、受付のスタッフがキッズスペースで、開院のお祝いでいただいた絵本を読み聞かせたりおもちゃで遊んでいる姿が目に入りました。いつから友達?魔法にかけた?仲睦まじく並んで座っている様子に、見つかって邪魔にならないようにと足早に背を向けました。ドイツで障害のある人のボランティアをしており、世界最大のてんかんセンターであるベーテルてんかんセンターを訪れた経験もあり、病気で困った人の助けになりたいと応募したそのスタッフの面目躍如。印象に残る日になりました。労災としてスタッフの皆さんにはゲンタシン軟膏を持って帰ってもらいました。

5か月という時間経過が反映された記事になりました。ぜひともお読みください。

nami2010-16