日本橋神経クリニック

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健康フェア開催

健康フェア開催

当クリニックが入居している医療モール「メディカルプライム日本橋小伝馬町」で、明日健康フェアが開催されます。

日時等は下記となります。

日時:2022年9月11日 13:30~17:30
場所:メディカルプライム日本橋小伝馬町
当クリニックでは、”脳年齢測定”を行います。ゲーム感覚でご参加ください
院長講演
テーマ:子どものけいれん・ひきつけ
時間:14:30~14:50、16:00~16:20

 

新型コロナ感染症第1波での開院で、内覧会を行うことができませんでした。
もしよければ、内覧代わりに遊びに来てください。

院内には普段手に取る機会の少ないてんかんに関係する書籍が充実しています。

特に、院長が学生時代からボランティアをしていた日本てんかん協会(波の会)の機関誌「波」は、その前史である「てんかんを持つ子供の親の会」、と「てんかん患者を守る会」第1号からの機関誌(合冊本)、「波」も第1号からの合冊本と、1979年からの機関誌(欠番あり 笑)がそろっています。

ホスピタルアートにも力を入れています。アートの力を借りて励まされたり癒されたり、アートには造った人の全神経が集中しています。制作された方のエネルギーを浴びてください。患者さんの中には、アートの分野で活躍している方が何人かいらっしゃいます。その方々の作品やちらしなども展示します。

当日はパープルデーモードで院内をデコレーションして、院長、副院長がお待ちしています。

是非、お越しください健康フェアチラシ

豊ノ島関引退相撲のお知らせ

豊ノ島関は、子どもの頃からてんかんがありながらも好きな相撲を続け、ついには相撲界入りを果たしました。その豊ノ島関の引退相撲が、5月28日(土)11:30より両国国技館で開催されます。

引退相撲告知ポスター

 

パープルデー大阪主催の「24時間の1/3 PURPLE DAY TV」に寄せられた豊ノ島関のコメントの全文を掲載させていただきます。

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私は小児てんかん、後天性の部分けいれんを小学校1年の時に起こしました。13番目の脳波に異常があります。小学1年生の冬休みに、突然口から泡を吹いて意識を失って、まる一日意識が戻らなかったそうです。先生に、意識が戻っても植物人間か後遺症が残ると言われたそうです。

スポーツが大好きで、サッカーや相撲をやっていて、発作が起きても好きな相撲は続けました。

 

高校を卒業して、この相撲界に入門を決めた時、薬の副作用で身長が伸びませんでしたが、幕内力士になることができました。いつ発作が起こるか分からなかったので、自分自身ももちろん、家族も心配しましたが、私はてんかんであることをみんなに知ってもらって、みんなに助けてもらうことができました。実際にこの相撲界に入ってからも発作が起きました。しかし、周りのみんなに伝えていたので助けてもらうことができました。

 

てんかんは100人に一人と聞きます。薬をきちんと服用して、周りの皆さんの理解があれば、決して怖い病気ではないと思います。

皆さんも恥ずかしがらずに、てんかんであることを周りの方に伝えて助けてもらいましょう

3月26日はパープルデーです。一人でも多くの方々にてんかんのことを理解していただけたら嬉しく思います。

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豊ノ島関にてんかんがあったこと知りませんでした。

近日発刊予定の自伝にもてんかんのことが触れられているとお聞きしています。

ポスターをクリニック内に貼る予定なのですが、まだ手元に届いていないため、診察室のPCにポスターを映し出し、診察が終わった後話題にすると、だれもが強い関心を示すのです。知名度の高さに驚きました。本当に人気力士だったのですね。

チケット代、やや高めですがお時間のある方はぜひともご観戦ください。マス席などめったに座ることはできないと思います。

 

これを機に、クリニック内の掲示板に「てんかんとスポーツ」コーナーを設けました。

元コンサドーレ札幌のジェイ選手(元イングランド代表)と、(482) Jリーガー ジェイ・ボスロイドさんからてんかんのある仲間たちへメッセージ - YouTube

ラグビーリーグワン 三菱重工相模原ダイナボアーズ キャプテン 土佐誠選手を紹介しました。https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/otherballgame/rugby/2022/03/06/post_6/

てんかんがありながら活躍している選手の言葉には、きっと励まされることでしょう。

豊ノ島関の奥様が立派なポスターを持参してくださいました。掲示板パワーアップです(掲示板の写真を入れ替えました)。

 

 

Clinic magazine 2021年7月号

当クリニックで力を入れている"てんかん学習プログラムモーゼス(MOSES)"が、Clinic magazine 2021年7月号の特集 ”てんかんを知る” の中で紹介されました。

モーゼスの内容は本ホームページでも詳しく紹介していますが、特集記事ではモーゼスの進め方の実際や効果についても、取り上げていただいています。

モーゼスに参加して治療に前向きになれた、同じ病気のほかの人の考えや気持ちを知ることができて参考になった、モーゼス前は無鉄砲だったが、病気を知ってからかえって慎重になったなど受け止めは様々ですが、参加された方々の心にポトンと何色かの水滴が落ちたのは確かなようです。

効果の確認にはまだ時間がかかりそうです。早くコロナ禍が治まり、5~6人での通常の開催ができる日を待ちわびています。

モーゼスは当クリニックに通院していない方でも参加できます。気楽にご相談ください。

ちなみに院長は、Clinic magazine 2017年9月号の特集”てんかんの地域診療連携”で取材を受けています。

Clinic magazine. クリニックマガジン社(東京)

クリニックマガジン202107(抜粋)